SORA2.5評価フォームの運用を開始しました

最新情報

このたび、SORA2.5に準拠した評価フォームをご用意いたしましたので、お知らせをいたします。ご利用の際は以下よりアクセスをお願いいたします。

SORA2.5評価フォーム

SORAについて

SORA(Specific Operations Risk Assessment)は、ドローン運用の安全性を評価するためのリスク評価フレームワークで、JARUS(Joint Authorities for Rulemaking on Unmanned Systems)が開発し、EASA(欧州航空安全機関)が採用しています。特に「特定カテゴリー」(Specific Category)の運用、例えば目視外飛行(BVLOS)や人口密集地での飛行に適用されます。

SORA 2.5は、2024年にJARUSが公開した最新バージョンで、従来のSORA 2.0を改良したものです。

特徴

  • 目的:ドローンの飛行リスク(地上・空域)を体系的に評価し、安全確保策を定め、規制当局の許可申請を標準化・効率化する。
  • プロセス(SORA 2.5、2024年公開):
    1. ConOps(運用の概念)作成:運用の詳細(機体、飛行目的、環境)を記述。
    2. 地上リスク評価(GRC):ドローンが地上の人や物に与えるリスクを評価(例:機体サイズ、人口密度)。
    3. 空域リスク評価(ARC):他の航空機との衝突リスクを評価。
    4. 安全目標(OSO)設定:リスク軽減策(例:パラシュート、訓練)を定義。
    5. SAIL(Specific Assurance and Integrity Level):リスクレベル(I~VI)を決定し、必要な安全基準を特定。
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